1万円のオリパを開けたら、同じカードが20枚以上出てきた——。
そんな衝撃的な動画がSNSで拡散し、人気配信者はんじょうさんのカードショップが大炎上しました。
しかも炎上はテールナー事件だけにとどまらず、カルテル疑惑・情報商材・反社との接点疑惑まで次々と飛び出すことになります。
・テールナー事件の詳細(凛子の23枚中20枚、「300袋中100袋」発言の経緯)
・カルテールナーとは何か・カルテル疑惑の真相と否定声明
・情報商材・ネズミ講疑惑と活動自粛の経緯
はんじょうのテールナー事件とは何だったのか徹底解説
この記事では、2023年に発覚し2025年に大炎上したはんじょうさんのテールナー事件について、経緯や背景をわかりやすく解説していきます。
テールナー事件の概要:23枚中20枚が同じカード
はんじょうさんのテールナー事件とは、YouTuberの凛子さんが「カードショップはんじょう」のオリジナルパック(オリパ)を開封したところ、23枚中20枚が同じ「テールナー」というポケモンカードだったことが判明し、大炎上した出来事です。
事の発端は2023年のこと。
凛子さんが1枚1万円のオリパを合計23袋、つまり23万円分購入して開封する動画を投稿しました。
ところが開けても開けても出てくるのは「テールナー」というポケモンカード。
23枚中じつに20枚が同じカードという驚きの結果に、当初から「これはおかしいのでは」という声が上がっていたのです。
しかし当時はその動画が大きく注目されることはなく、「あるある」として見られていた側面もありました。
事件が改めて注目を集めたのは2025年3月のこと。
人気配信者のもこうさんが当該動画を視聴し、そのことが切り抜かれて拡散されたことをきっかけに、コメント欄が大荒れとなり大炎上へと発展したのです。
ちなみに、はんじょうさん自身は2025年3月の配信の中で「300袋のうち100袋がテールナーだった」と認める発言をしており、テールナーがハズレカードとして大量に混入されていたことが本人の口から明かされた形となりました。
テールナー事件とは、1万円のオリパの大部分にハズレカードであるテールナーが意図的(あるいは結果的に)大量投入されていたことへの不信感が爆発した炎上騒動です。
カードショップはんじょうのオリパとはどんな商品か
そもそも「オリパ」とはどんな商品なのでしょうか。
オリパとは「オリジナルパック」の略で、カードショップが独自に封入したポケモンカードのパックのこと。
中身はお店が決めており、1パック1万円など高額な価格設定が多いのが特徴です。
通常の公式パックとは異なり、「高額レアカードが当たる可能性がある」というくじ引き的な要素が魅力とされています。
1パックに1枚しかカードが入っていないことも多く、何が入っているかはパックを開けるまでわかりません。
カードショップはんじょうは秋葉原に実店舗を構え、はんじょうさんが経営するTCG(トレーディングカードゲーム)ショップです。
はんじょうさんの知名度と人気を活かした集客が行われており、オリパ販売も主要商品の一つとして提供されていました。
問題は、オリパの中身の「当たりとハズレの比率」についてはお店側が自由に決められること。
1万円のパックの中に、数百〜2,000円程度のハズレカードが入っていることも珍しくありません。
オリパはくじ引き商品であるため、ハズレが多くても法的に問題があるわけではないのですが、同じカードが異常な頻度で出続けるとなれば「これは詐欺的商法ではないか」という批判を受けやすいのは当然といえるでしょう。
炎上のきっかけとなった凛子の動画とその反響
2025年3月に炎上が本格化したきっかけは、配信者もこうさんが凛子さんの動画を視聴したことでした。
もこうさんの切り抜き動画がYouTubeで公開されると、コメント欄には「これは搾取だ」「1万円のオリパに2,000円のカードを20枚も入れるのはさすがにひどい」といった批判的な意見が殺到しました。
もこうさんの視聴者層ははんじょうさんにとってもなじみの深い層。
それだけに批判の声は大きな反響を呼び、あっという間に「はんじょうのテールナー搾取動画」として拡散されていったのです。
ここで「カルテールナー」という造語が生まれたのもこの時期です。
はんじょうさんが同時期に別の配信でカードショップ経営者同士の価格調整を示唆する発言をしていたことと、テールナー問題が同時に浮上したことで、「カルテル(独占禁止法違反の談合行為)」と「テールナー」を組み合わせた「カルテールナー」という言葉がSNS上で広がり、インターネットミームとして定着しました。
批判の声は非常に多様で、「1万円で同じカードを20枚引かせるのは詐欺に近い」という強い批判から、「オリパは最初からそういうものだから自己責任では」という擁護的な意見まで、ネット上では大きく意見が割れていました。
ただ、いずれにしても炎上の規模はかなりのもので、はんじょうさんはこの後から一連の対応を迫られることになります。
はんじょうの謝罪と「300袋中100袋テールナー」の衝撃
炎上が大きくなる中、はんじょうさんは2025年3月25日の配信で当該事件について言及しました。
その配信の中ではんじょうさんは「300袋中100袋がテールナーだった」と述べ、テールナーが大量のハズレとして混入されていたことを事実上認めました。
ただ、この「謝罪」の内容は批判をさらに加速させる結果となってしまいます。
「オーナーだからオリパの内容は決めていない」という責任逃れ発言への批判
はんじょうさんは謝罪の中で「俺はオーナーだからオリパの内容は決めていない」という趣旨の発言を行いました。
これがさらなる炎上を引き起こしました。
「自分のカードショップなのに内容を知らないはずがない」「オーナーが責任を取らなくていいのか」という声が相次ぎ、謝罪の誠意を感じられないという批判が集中したのです。
オリパの内容を決定したのが誰であれ、カードショップの経営者として最終的な責任を負う立場にあるはんじょうさんが「自分は関係ない」という姿勢を見せたことは、多くの人にとって「責任逃れ」に映ったようです。
謝罪しながらも責任の所在を曖昧にした対応が、むしろ批判の火に油を注ぐ結果となってしまいました。
カルテールナーとは何か:カルテル疑惑との二重炎上
テールナー事件と同時期に浮上したのが、「カルテル疑惑」でした。
この問題が注目されたのは、2024年12月26日の配信がきっかけ。
はんじょうさんは配信中に、カードショップ経営者同士が年に一度「近況報告会」を開いていることを明かし、以下のような発言をしていました。
「仲良い方がいいね、正直。めんどくせえもん。価格競争に巻き込まれる、普通に。吊り上げたりとかさ、めんどくさいんだよ、色々」
さらに別の配信では、近隣店舗との価格競争について「お互いに(価格を)下げ始めてさ…お互いにマジで旨みがないんだよな。マジでくだらないんだよね。潰し合い、意味ないんだよね」と述べ、最低でも定価販売をすべきだという考えを示していました。
これらの発言が「独占禁止法におけるカルテル(談合行為)に当たるのではないか」とSNS上で指摘され、炎上へと発展。
まさにテールナー問題が再燃したタイミングと重なったことで、「カルテル(cartel)」と「テールナー」を組み合わせた「カルテールナー」という造語が生まれ、ネット上で広く使われるようになったのです。
語呂が見事に合いすぎていることもあって、「カルテールナー」はインターネットミームとして一気に定着。
問題を知らない人にもキャッチーなワードとして広まっていきました。
はんじょうのカルテル疑惑の経緯と否定声明
テールナー事件とカルテル疑惑が同時に注目されるようになった2025年3月、はんじょうさんはまず2025年3月27日にX(旧Twitter)でカルテル疑惑を全面否定する声明を投稿しました。
その内容は以下のようなものでした。
「独占禁止法で規制されている行為であるカルテルに私が関与しているとの情報が広がっています。しかし、私がカルテルに関与しているという事実はありません。また、独占禁止法やその他の法律で規制されているいかなる違法行為をしたという事実もありません。」
さらに、「事実と異なる情報を発信し、また、拡散する行為は、私の名誉を著しく傷つけるものであり、断じて許容できません。現在、弁護士に相談をしており、法的措置をとることを検討しております」とも述べました。
訴訟チラつかせ発言が火に油を注いだ経緯
ところがこの声明が、逆に炎上を拡大させる結果となってしまいます。
疑惑を否定しながらも「なぜ具体的な説明をしないのか」「謝罪でなく訴訟をチラつかせるのは悪手だ」という批判が相次ぎました。
ネット上では「訴訟チラつかせるときは大体黒」という冷笑的な声も多く上がり、むしろ疑惑が深まってしまった印象です。
批判の声は「カードショップなんてどこも似たようなことやってるのに、なぜはんじょうだけ」という擁護意見と、「配信での発言は明らかに価格調整を匂わせている」という批判意見とに割れていました。
翌28日、はんじょうさんは謝罪文を投稿。
「この度は、私の軽率な発言により多くの方々にご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます。それによって巻き込んでしまった配信者の方々をはじめ、視聴者にもご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありません。これからは自分の発言に気を付けます」と謝罪しました。
カルテル疑惑そのものについての明確な説明のないまま「軽率な発言」として謝罪したことで、疑惑は完全には晴れることなく、くすぶり続けることになりました。
情報商材・ネズミ講への関与と活動自粛の経緯
カルテル疑惑が一段落したかに思えた2025年4月、今度は全く別の問題が浮上しました。
はんじょうさんが過去に情報商材ビジネスやネズミ講に関与していたのではないかという疑惑です。
きっかけは、SNS上でガラの悪い人物が複数含まれるグループ写真が拡散されたこと。
そこにはんじょうさんが写っており、調査が進む中で暴行事件等を起こした反社が発起人だったマルチ商法・ネズミ講のグループにはんじょうさんが所属していたという情報が浮上しました。
さらに、炎上情報を多く拡散することで知られる「ガレソ」氏が新たな写真をリーク。
札を下品に扇状に広げるはんじょうさんの写真や、反社の関係者とされる人物と2ショットでドヤ顔しているはんじょうさんの写真が広まり、騒動はさらに拡大しました。
はんじょうさんは弁明配信を行いましたが、コメント欄からの追及に業を煮やしてチャット欄をBAN(禁止)し、「昔もう話はしてるだろ」と逆ギレして配信を終了。
この対応も批判を浴びました。
2025年4月23日、はんじょうさんはXで公式な謝罪と経緯説明を発表しました。
内容としては、大学在学中に知人の紹介で情報商材系の団体に所属していたことを認め、「今振り返ると軽率な判断であった」と反省の意を表明。
団体からは2016年以前に脱退しており、以降は一切の関係を持っていないと明言した上で、当面の活動自粛を発表しました。
所属事務所であるUUUMとの契約においても、反社会的勢力との関係排除に関する条項を含む契約を締結し、コンプライアンス審査を受けた上で活動してきたと説明しました。
焼肉店無許可配信事件:2024年にも問題行動あり
実は、テールナー事件やカルテル疑惑だけが炎上案件ではありません。
2024年4月には焼肉店での無許可配信事件も起きています。
はんじょうさんが焼肉店での食事の様子を無断で配信したところ、店側から注意を受けました。
さらに問題となったのは、その後の展開です。
一部のファンが「はんじょうを注意した店が悪い」として、Googleマップなどのレビューをわざと低評価で荒らすという行動に出ました。
はんじょうさん自身がそれを指示したわけではありませんが、「ファンがこういった行動を取る配信者」という批判も浴びることになりました。
テールナー事件より前から複数の問題行動があったことも、2025年の大炎上の際に「昔からそういう人だ」という批判を生む背景となりました。
2025年8月の活動再開と「反社との関係はない」声明
活動自粛から数か月後の2025年8月11日、はんじょうさんは動画を通じて活動再開を報告しました。
「私はんじょうは反社会的勢力との付き合いは一切ありません。情報商材を取り扱う団体の幹部であった事実もありません」と疑惑を改めて否定し、活動を再開する意向を示しました。
一連の炎上に対するSNSの反応としては、「テールナー、カルテル、情報商材と問題が積み重なりすぎる」という声が多く、はんじょうさんへの信頼は大きく損なわれた状態となっています。
テールナーとはんじょうの炎上を調べる人向けの関連情報
テールナー事件やはんじょうさんの炎上について調べている方向けに、テールナー自体の情報やはんじょうさんのプロフィール、世間の評価についてもまとめておきます。
テールナーとはどんなポケモンか
そもそも「テールナー」がどんなポケモンかご存じない方のために、簡単に説明しておきましょう。
テールナーは、ゲーム「ポケットモンスター X・Y」(第6世代)で初登場したポケモンです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全国図鑑No. | 0654 |
| タイプ | ほのお |
| 分類 | キツネポケモン |
| 高さ | 1.0m |
| 重さ | 14.5kg |
| 進化 | フォッコ → テールナー(Lv.16) → マフォクシー(Lv.36) |
| 名前の由来 | tail(英語で「尾」)+renard(フランス語で「狐」) |
フォッコが進化した中間形態で、最終進化はマフォクシー。
直立二足歩行を始め、細く長い手足と魔女のような雰囲気が特徴的なポケモンです。
特性は「もうか」(HPが減ると炎技が強化される)で、隠れ特性は「マジシャン」。
ポッ拳POKKENTOURNAMENTにもプレイアブルキャラとして参戦するなど、一定の人気があります。
ポケモンカードゲームにおけるテールナーは1進化ポケモンの炎タイプカードで、水タイプが弱点です。
テールナー事件が起きた当時の市場価値は約1,900円前後とされており、1万円のオリパのハズレとして入っていたカードが市場価値約2,000円以下だったことが、事件への批判を大きくした背景のひとつといえます。
ちなみに、キャラクターとしてのテールナー自体に悪意があるわけではなく、事件のせいでポケモン自体にネガティブなイメージがついてしまっているのはちょっと気の毒ですよね。
はんじょうのプロフィールと配信者としての経歴
はんじょうさんがどんな人物なのかを改めて紹介しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | はんじょう(本名非公開) |
| 生年月日 | 1996年1月29日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 身長 | 182cm |
| 所属事務所 | UUUM(2018年〜) |
| 職業 | ゲーム実況配信者・カードショップ経営者 |
はんじょうさんはもともとニコニコ動画出身の配信者で、2015年9月頃から活動を始めました。
「スプラトゥーン」シリーズの実況で注目を集め、その後「Apex Legends」「VALORANT」などFPS・TPS系のゲームにも活動の幅を広げています。
加藤純一さん、もこうさんとの関係も深く、ニコニコ・UUUM系の配信者仲間として知られています。
名前の由来は、トレーディングカードゲームの「ディメンション・ゼロ」に登場した「益々繁盛」から取ったと本人が配信で明かしたことがあります。
Xのフォロワー数は26.7万人、YouTubeチャンネル「Hanjou Channel」はチャンネル登録者数31.5万人で、Twitchではフォロワー数35万人超を誇る人気配信者です。
また、秋葉原に実店舗を構える「カードショップはんじょう」の経営者としての顔も持ちます。
配信者としての知名度とカードショップ経営を組み合わせたビジネスモデルで注目されていましたが、テールナー事件やカルテル疑惑でそのビジネス面への批判も高まりました。
一連の炎上に対する世間の声とはんじょうの現在
一連の炎上に対するSNSや視聴者の声はさまざまです。
批判的な声としては「テールナー、カルテル、情報商材と問題が連続しすぎる」「謝罪の誠意が感じられない」「訴訟チラつかせるのはダサい」「炎上のたびに責任逃れをしているように見える」といったものが目立ちました。
一方で擁護的な声も一定数あり、「カルテル疑惑については発言だけで断定するのは無理がある」「カードショップ業界では同様のことが普通に行われている」「はんじょうだけを叩くのはおかしい」という意見もありました。
情報商材問題については「大学時代の過ちは誰にでもある」という同情的な声もある一方、「当時の写真が幹部っぽい位置で写っている」「在籍期間についての本人の発言がブレている」という疑念の声も消えていません。
2025年8月に活動を再開したはんじょうさんですが、一連の炎上で積み重なったダメージは小さくなく、かつての視聴者からの信頼をどう回復していくかが今後の課題となっています。
テールナーとはんじょうの炎上まとめ
- はんじょうさんはスプラトゥーン実況で有名な人気ゲーム配信者で、秋葉原のカードショップ「カードショップはんじょう」の経営者でもある
- テールナー事件とは、はんじょうのカードショップが販売した1万円のオリジナルパック(オリパ)23袋中20袋に同じカード「テールナー」が入っていたことが発覚した炎上騒動
- YouTuberの凛子さんが開封動画を投稿したのは2023年で、2025年3月に配信者もこうさんが視聴したことで再び大炎上した
- はんじょうさんは「300袋中100袋がテールナーだった」と認めたが、「オーナーだからオリパの内容は決めていない」と責任逃れとも受け取れる発言をして批判を浴びた
- テールナー問題と同時期に「カルテル疑惑」も浮上。カードショップ同士で価格調整を示唆する発言がカルテル(独占禁止法違反の談合)ではないかと指摘された
- 「カルテル」と「テールナー」を組み合わせた造語「カルテールナー」がSNSで広まりインターネットミームとなった
- はんじょうさんは2025年3月27日にカルテル疑惑を全面否定し、法的措置を検討すると表明したが、これが「火に油」と批判され逆炎上した
- 翌28日に「軽率な発言」として謝罪したが、疑惑そのものへの説明は十分でなかった
- 2025年4月には過去の情報商材ビジネス・ネズミ講への関与疑惑が浮上し、さらに炎上が拡大した
- はんじょうさんは弁明配信でコメント欄をBANして逆ギレ配信終了という対応を見せ、批判を浴びた
- 4月23日に公式謝罪を発表し当面の活動自粛を表明。大学在学中の情報商材団体への所属を認めたが、2016年以前に脱退したと主張
- 2025年8月11日に活動を再開し「反社との付き合いはない」「情報商材団体の幹部だった事実もない」と改めて否定した
- テールナー自体はポケモン「X・Y」から登場したほのおタイプのキツネポケモンで、事件とは全く無関係なポケモン
- はんじょうさんはUUUM所属で2018年から活動。Twitterフォロワー26.7万人、YouTube登録者31.5万人の人気配信者だった
- 一連の炎上で信頼が大きく損なわれており、活動再開後の視聴者からの評価回復が課題とされている

